眼瞼下垂

瞼が下がってきて、眼が小さくなりました。

年齢とともに上まぶたの皮膚がたるんできたり、瞼を持ち上げる筋肉が弱くなってくるために、眼が開きにくくなった状態です。
生まれつきの場合もあります。またハードコンタクトを長く使っている方にもよくおこります
疲れやすかったり、見にくくなってきた場合は手術で治します。
野田実香先生にお願いして、金曜日に手術を行っています。

手術前手術前

手術後手術後

睫毛内反(逆さまつ毛)

睫毛が眼の中に入ってゴロゴロします。

子供の場合は成長して治ることがあるので3歳ぐらいまで様子を見ます。
老人では、眼の周りの筋肉がたるんで逆さまつげになることがよくあります。
黒眼を傷つけるので程度が強い場合には手術で直します。

睫毛内反(逆さまつ毛)睫毛内反(逆さまつ毛)

翼状片

白眼が黒眼に向かって三角形に延びてきました。

パイロットや船乗りなど日光に良く当たる人に多い良性の病気で、小さい場合は放置します。
大きくなって瞳にかかってくると視力が落ちたり乱視が強くなってきます。
簡単な手術で治ります。

老人環翼状片

老人環

黒眼の周囲が輪状に白く濁ってきました。

老化現象の一種で多くの年輩の方に見られます。
輪が非常に濃くなることもありますが、中央までは進んでこないので、視力には影響しません。
そのまま放置します。

老人環

円錐角膜

近視・乱視が強くなってきました。コンタクトも落ちてしまいます。視力も低下しました。

黒眼が飛び出してくる原因不明の疾患です。
急激に近視・乱視が強くなり眼鏡では矯正しにくくなってくるので、ハードコンタクトで矯正します。
軽い場合はレーザー照射で治ります (クロス・リンキング)
重症の場合は角膜移植を行うこともあります。

円錐角膜円錐角膜