日帰り硝子体手術

当院の実績

当院では、2019年2月から約200例に日帰り硝子体手術を行っています

疾患の内訳

  • 黄斑前膜 130例
  • 黄斑裂孔 40例
  • 黄斑浮腫 2例
  • 眼内レンズ縫着 13例
  • 硝子体出血 5例
  • 網膜剥離 1例

合併症

  • 黄斑裂孔再手術 2例 (5%)
  •  一般に黄斑裂孔の再手術率は10-20%と言われています

硝子体手術が必要な疾患

黄斑疾患

  • 黄斑前膜
  • 黄斑裂孔
  • 黄斑浮腫

疾患の説明についてはこちらをご覧ください

眼内レンズの偏位・脱臼・落下

眼をぶつけたりした場合、眼内レンズがずれたり眼の中に落下することがあります
また、アトピー等で眼が弱いため、眼内レンズの支えが外れてずれることもあります
直すためには、硝子体手術をして眼内レンズを本来の位置に固定させる(縫着・強膜固定)必要があります

硝子体出血

網膜に穴が開いた(原因不明)、眼底出血が広がった、糖尿病が悪化した
等の原因で眼の中に出血が充満することがあります

進行した網膜症進行した網膜症

網膜剥離

疾患の説明についてはこちらをご覧ください

白い部分が剥離した網膜白い部分が剥離した網膜

まず硝子体切除術を行います

硝子体とは

眼の中は硝子体というゼリー状の物質が詰まっています
その奥に網膜(眼底・カメラのフィルムにあたる)と視神経があります
網膜の病気を治すには、硝子体を除去して網膜にアプローチする必要があります。

硝子体手術の方法

白内障がある方は、白内障手術を先に行います。
麻酔の注射した後に、強膜(白眼)に3カ所前後、注射針の太さの小さな穴を作ります
そこから器具を挿入し、光で照らしながら、硝子体を細かく切除しながら吸引除去します。
同時に、眼球容積を保つため眼内を灌流液で置換します

次に各疾患に応じたアプローチをします

黄斑前膜

黄斑裂孔

眼内レンズの偏位・脱臼・落下